できばえは、太陽のみぞ知る。
保存料いっさいなし、瀬戸内海のうまさがぎゅっと詰まった干物です
■ 下蒲刈島・サンモリ水産
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瀬戸内海といえば、多島美といわれる独特の景観、かつての海賊の要衝といったイメージがあるが、四季折々、魚種ゆたかな好漁場としても知られる。下蒲刈島のサンモリ水産は、そんな瀬戸内の海のめぐみを保存料、添加物をいっさい使わずに、ひとつひとつ丁寧に加工、販売している。
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春先が旬のコウイカ。一匹ずつ手づくりされるから1日の生産量は50個程度 |
代表の森川直子さんとご両親で営むサンモリ水産では、その日獲れる魚を手作業でさばき、自然のままに干している。森川さんとお母さんの美智子さんがふたりで作業できる量しか作れないため、生産量のほとんどは島内で消費される。お伺いしたときは、瀬戸内の海風にひと晩さらされていい案配になったコウイカの一夜干しができあがっていた。 |
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ところで、スルメやミズイカの一夜干しはよくあるが、コウイカの一夜干しというのは珍しい。肉厚でぬめりのあるコウイカは、ハサミで一匹一匹開き、皮をはいでぬめりを丹念に取るなど加工にとても手間がかかる。だから誰もやりたがらないのだとか。 |
しかしこれが絶品なのだ。軽くあぶるとモチモチと柔らかくなり、噛めば噛むほどイカのうま味が染み出てくる。さばいて天日干しにしているだけなのに、潮風に吹かれて塩加減も絶妙。取材じゃなければ間違いなく「生ビールちょうだい!」とはじまっているところだ。
ズラリと並ぶのは瀬戸内の魚で有名なデベラのカラ干し
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森川直子さん(右)、弟の宝樹(たかき)さん、と奥さんの知代美さん |
「島の人に見つかるとあっという間に食べられちゃうから隠しておかんとだめなんよー」。100%天日干しのおいしい干ものは島の人も大好きなのだ。おひさまの味が染みこんだ手づくりの干もの、晩酌のお供にぜひどうぞ。
※季節によって生産する商品が異なるため数量に限りがあります。当サイトで販売している商品も、在庫切れとなる場合がございますので、何卒ご了承下さい。 |
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干物にも季節がある。日中の気温が15度くらいまで下がらないと、天日干しは上手に干しあがらないのだ。撮影用に干物を送ってもらったときは、10月末でまだ干物の時期
ではなかった。でも、代表の森川さんが「レンチョウ(舌平目)はまだ時期じゃないんだけど…でもお急ぎでしょうから、すぐ作りますね!」と数日後には海風舎に干物
を送ってくださった。そんな、あったかな心の詰まった干物でもあるのです。 |
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送料:別途
ゆうパックで配送いたします。 |
テベラの唐干し |
干しわかめ |
干しえび |
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商 品 |
内 容 |
価 格 |
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テベラの唐干し |
200g |
1,512円 |
[取扱い終了しました]
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干しえび |
140g |
1,512円 |
[取扱い終了しました]
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干しわかめ |
60g |
756円 |
[取扱い終了しました]
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